前回、アルファベットの「名前」と「音」は別って話をしたよね。
じゃあ、単語の中では実際にどう読むの? ってなると思うんだけど。
その「音のルール」を体系化したものが、フォニックス(Phonics)よ。
ネイティブの子どもたちが最初に習う、英語の読み方のベース。
全部一気に覚えなくていい。今日はその入口だけ。

フォニックスってなに?

一言で言うと、「文字と音の対応ルール」
英語ってローマ字みたいに「A=ア、I=イ」って単純じゃないけど、
でもちゃんとルールがある。そのルールを知ってると、
知らない単語でも「なんとなく読める」ようになってくる。
それがフォニックスの一番の強み。

// 澪メモ

日本語って「か=ka」「き=ki」みたいに文字と音が1対1で対応してるじゃない。
英語はそうじゃない。でも「だいたいこう読む」ってルールはある。
フォニックスはそのルールの地図みたいなもの。最初から全部わからなくていい。

// ちょっと待って、大事なことを言う

フォニックスって、音が命なのよ。
文字や画像でルールを説明することはできるけど、実際の「音」はどうしても伝えられない。
だからこの記事を読んだあと、YouTube で「phonics」「フォニックス 発音」とかで調べてみてほしい。
ネイティブの先生が実際に発音してる動画が山ほどあるから。
目で読んで、耳で聴いて、口で真似する——その3ステップで初めて身につく。
この記事はあくまで「地図」。音を聴くのは自分でやってみてね。

母音の「短い音」を覚えよう

まずここから。母音 A・E・I・O・U には「短い音」がある。
カードをタップすると例単語が出てくるよ。

← 母音をタップしてみて

特に U の短い音 に注意してほしいのよ。
名前は「ユー」なのに、単語の中では「ア」に近い音になる。
「bus(バス)」「cup(カップ)」——ビュースでもキュップでもないでしょ。
そこだけ最初にびっくりするから、先に言っておく。

子音の音、おさらい

EP2 でアルファベットの音は一通りやったけど、
フォニックス的に特に意識してほしい子音をまとめておくね。

文字 例単語 ひとこと
Bbus, book, bat唇を弾く。日本語の「ブ」に近い
Cク/スcat / city後ろの文字で音が変わる。a・o・u→ク、e・i・y→ス
Ddog, day, did舌を歯ぐきに当てて弾く
Ffish, far, off上の歯を下唇に当てて空気を出す
Gグ/ジgo / gymCと同じく後ろの文字で変わる
Hハ行hot, hello, hat息をふっと出すだけ。軽め
Jジュjump, just, job日本語のジより少し強め
Kkid, king, kitCのク音と同じ。スペルで使い分ける
Lル(L)love, light, look舌先を歯ぐきに当てながら声を出す
Mmap, music, mom唇を閉じて鼻から音を出す
Nname, nice, not舌を歯ぐきに当てて鼻から声を出す
Ppen, park, pop唇を閉じて息をぱっと出す
Rル(R)run, road, right舌をどこにも触れずに巻く。Lとは別の音
Sス/ズsun / nose場所によってスかズに変わる
Ttop, time, talk舌先を歯ぐきに当てて弾く
Vvery, voice, van上の歯を下唇に当てて声を出す。Bとは違う
Wwater, world, win口を丸めてウっと出す
Xクス/ズbox / xylophone語末はクス、語頭はズになりやすい
Yヤ行yes, year, you語頭でヤ行になる。語末はアイになることも
Zzero, zone, zipSのズ音に近い。有声音
// 澪メモ

全部を今日覚えようとしなくていい。
洋楽とか映画を聴いてて「あ、あの音これか」って気づく瞬間が一番身につく。
耳で慣れてから、ルールで整理する。そのほうが絶対楽。

// 今日のまとめ

フォニックスは「文字と音の対応ルール」。
母音には短い音がある——A「ア」E「エ」I「イ」O「オ」U「ア」。
子音はだいたい1文字1音だけど、C と G は後ろの文字で音が変わる。
次回は「2文字で1つの音」——ダイグラフとマジックEの話。
SH・CH・TH あたり、洋楽でめちゃくちゃ出てくるやつ。

今日はここまで。おつかれ。